【HSS型HSP】留学に行って良かった点と反省点

 

 

こんにちは、Reeです😃

 

 

タイトルからもお分かりかもしれませんが、今回は

HSPが留学に行って良かった点と反省点」

というテーマで記事を書いていこうと思います。

 



 

 

 

 

HSS型HSPとは?

 

皆さんはHSP繊細さんというワードを聞いたことがあるでしょうか?

最近本屋さんでも"繊細さん"というワードをよく見かけるようになったと思います。

 

そもそもHSPとはHighly Sensitive Personの略で

「内向的で繊細な人」という気質だそうです。

 

私自身、HSPという言葉を知ったのはここ数年でした。

そしてそのHSPという性格の特徴というのを知った時は衝撃でした。

 

子どもの時から今まで、何となく人間関係で悩んでいた理由はこれだったのか…!と自分自身のことがやっと分かったような、そんな気持ちになりました。

 

またHSP4つのタイプに分かれるそうです。

ネットで調べてみたらHSP診断がたくさん出てきますが、

その中でも私は「HSS型HSPという診断が出たのと、また自分自身でも当てはまるものが多いと思いました。

 

 

もしこのような特徴が当てはまればあなたもHSS型HSPかもしれません。

・内向型で刺激を求めるが繊細

・飽きっぽい

・人見知りだけどあまりそう見られない

・人と長時間一緒にいると疲れる

・初対面の人と普通に話せるけど、距離が近くなると気を遣い疲れる

・接客は普通に得意                     

※これらは一部です。

 

 

しかし、こんなHSP気質な私でも今までアメリカ、韓国と2回の留学に行きました🛫

留学を振り返ってみると、「こういう点は行って良かったなぁ~」と思えることや、「あの時ああしてれば良かったかも…」と思うこともあります。

 

この記事ではHSPの私が感じた、留学の良かった点と反省点をまとめてみましたので、HSPの方で留学を考えている方は良かったら参考にして下さい😃

 

 

HSS型HSPの留学の良かった点

 

①自分らしくいられる

 

HSPの私が留学に行って、とても合っていたなぁと思ったのはアメリカ留学で感じた"個人主義"です。

 

自分のことを大事にしているから、自分の考えや主張はしっかりする、個性を尊重していると言えます。

 

"人は人、自分は自分"という文化の自由さがHSPの私にはとても合っていました。

 

日本は島国なので、どうしても集団主義です。

人の目を気にしたり、NOと言いづらかったり、自分はやりたくないなぁと思っているのに人に合わせたり。

日本人皆がそうだとは言いませんが、やはり英語圏、欧米諸国に比べたら控えめで内向的な人が多いと思います。

 

これはやはり文化の違いなんだと、アメリカに行ってから初めて知ることができました。

街の雰囲気、人々の気軽さ、また英語というストレートに表現できる言語。

英語という言葉のツールだけでも、違う自分になれたような気がするんです。

そのような文化がHSPの私を開放的にしてくれたし、自分らしくいれる要因だったと思います。

 

 

②多様性を身につけることができる

 

最近、日本でもよく聞くようになってきたダイバーシティ(多様性)」

しかし日本は多様性に関しては結構遅れをとってるのではないでしょうか?

 

それはやはり日本が島国で、昔から外から人が入りにくかった文化だからだと思います。今では毎年たくさんの外国人が訪れていますが、それでも日本は日本人民族が多く占める国家です。

 

それが多民族国家である国へ行ってみると、多様性の本当の意味を知ることになります。本当に色んな国から色んな人が集まって住んでいて、それが当たり前の文化です。

皆が違っていて当たり前なんです。

 

実際に私がアメリカ留学時にお付き合いしていた彼も、アメリカ人ではありましたが、アイルランド系のアメリカ人でした。

逆に純粋なアメリカ人を探すこと自体が難しいほど、色んな人種の方々と生活をしているのです。

 

アメリカ留学を通して、色んな人種や文化に触れ合うことで多様性というものを知ることができました。

 

「自分は人とちょっと違うかも…」と悩んでいるHSPさんには、この多様性というのは大事な部分である方も多いのではないでしょうか?

実際に、私にとって"多様性"は今でも大事な価値観となっています。

 

 

③自己主張することの大切さを学べる

 

これはアメリカ留学だけではなく、韓国留学でも学んだことです。

海外では「日本人は大人しくて、恥ずかしがり屋で、主張をあまりしない。」と見られがちです。

 

そしてそれは大体合ってます。

留学している時に授業中を思い返すと、結構そのような傾向が高いです。

特に欧米諸国は発言をバンバンしていました。周りの空気とかも読まないです(笑)

 

とくにHSPであると内向的な方が多いので、なかなか自分自身の殻を破るのは大変だと思うのですが、環境が環境なので逆に破るのは今だ!と思えるようになります(笑)

 

欧米諸国の人たちのようになろう、とはいいません。

でも授業中の疑問は手をあげてしっかりと質問するようにしました。

周りも自分の意見をしっかり言ってくるので、自然と自分もしっかりと伝えるようになりました。

 

日本社会に帰ってくると、日本には日本の雰囲気があるのでなかなか…ですが(笑)

"自分の考えをしっかりと持ち、意見を言う"という面では以前より強くなったかもしれません。

 

④良い意味で適当になれる

 

これは私含む繊細なHSPさんにとっては、必要なことかもしれません。

私が海外で住んでいてびっくりしたことは、「店員さんの態度」です(笑)

 

まず韓国でびっくりしたのは、コンビニの定員がケータイを扱いながら待機してたことです(笑)しかも接客も愛想がない(笑)

また飲食店では、お客さんの目の前でお店の人たちが昼食も取っていました。

 

アメリカのお店では、何かを尋ねた時に笑顔なしで「Huh?」と言われた時は、最初慣れずで怖いとすら思ってしまいました(笑)

 

でもこれは結構海外では普通だったりします。日本が異常にサービスが良いのです。

最初はなかなか慣れませんでしたが、慣れてくると「自分も適当でいいんだ」と思えるようになってきます。あまり相手に期待もしなくなりますし、良い意味で適当になることの大事さを学べました。

 

 

⑤日本人として誇りに思う

 

これは海外に行く前は思ったこともありませんでしたが、海外に住んでみて初めて分かりました。

日本の細やかさ、親切さ、サービス精神の高さ、物の質の高さ…

本当にすごいんです…!!

 

とくにHSPさんは繊細で、細かいことによく気が付くので、海外に行くと日本の良さについてたくさん気づくことがあると思います。

 

先ほど海外の店員さんの話をしましたが、日本じゃ考えられないですよね?(笑)

逆に海外から日本にきた外国人は、日本人の親切さにとても感動しているそうです。

 

また物もすごいんです。私は海外で生活しててやっぱり日本製品が一番!と思ったものがたくさんあります。

生理用品、文房具、サランラップ、食料品の小単位売り、洋服の質…

 

とにかく質が良いんです…!デザインも凝ってるし、そして多種多様!細かいところまで気にする日本人の性格が出てると思います✨

 

これは日本人として本当に誇りに思います。もっともっと日本の製品を海外へ…!

日本は間違いなくサービス精神世界NO.1の国です。

海外に出て初めて、自国の良さに気付けました。

 

 

⑥語学力が上がる

 

語学留学しに行ったので当たり前なのかもしれませんが、留学したことで語学力はかなり上がりました。

日々英語や韓国語を使ってクラスメイトと話さないといけないし、そうしないせざるを得ない環境というのはやはりとても刺激になりました。

 

また私はアメリカでも韓国でもたまたまボーイフレンドができたのですが(笑)、ボーイフレンドとの会話は語学力向上するのにとても助けになったと思っています。

 

HSS型HSPで刺激を求める性格でもあるからこそ、外国人の方との恋愛というのはとても刺激的で楽しかったですし、相手と会話をちゃんとしたい!と思うからこそ語学を学ぶ意欲にも繋がりました🎵

 

ちなみに資格でいうと…

英語はTOEIC500点ぐらいから830点(それ以来は受けてませんw)

韓国語は初級からTOPIK6級まで取ることができました💡

 

 

HSS型HSPの留学の反省点

 

①人見知りは直らない

 

今度は良かった点から反省点への話になりますが…

結論から言うと、留学したからと言って人見知りは直りませんでした(笑)

 

HSPの方もHSS型HSPの方も、人見知りの方が多いと思います。

私はどちらかというと、知らない人に声を掛けたり、接客するというのは苦じゃない人です。

なのであまり人見知りには見られませんが、どちらかというと、その後からの関係を築くのが苦手です。

 

ちょっと話してみて、なんとなく直感的にこの人合いそうだなぁと思った人はとことん仲良くなれるんですが、そうじゃない時は話を繋げるのにすごい気を遣うし、逆にテンション上げようと頑張って空振りしたり、表面的な付き合いになってしまいます。

 

なので留学中も人との関りに偏りがあったと思います。

 

人見知りは性格ですのでなかなか変えるのは難しいと思いますが、人見知りを少し克服できればもっと幅広く、色んな人と出会えたのかなぁとも思いました。

 

 

②人の輪に入っていくことが苦手

 

上記で書いた人見知りと少し被っているかもしれませんが、私は昔から人の輪に入っていくことが苦手な方です。

これはHSP、HSS型HSPの方には多いのではないかなと思います。

 

なのですでに出来上がってる人間関係の中や、知らない人もいる大人数のワイワイした中に入っていくのは避ける方です。苦笑

また苦手な雰囲気の集まりも避けてしまいます…。

 

海外の人って結構集まってパーティーとかするの好きです。

一度やってしまったことは、アメリカ人の彼氏に誘われていったパーティーで、あまりにも入っていけなくて寝たふりをしてしまったことです(笑)本当に反省しています💧

 

確かそこにはその時の彼氏の兄弟や従兄弟、その従兄弟の友達などがいました。

みんな優しかったんですが、早すぎる英語の会話に入っていけず、またワイワイするのが苦手な私には苦痛な空間でした。

 

周りにいる人にもよりますが、HSPの人は一人で入っていくよりも、他にお友達と一緒に行ってみるとかの方がいいかもしれませんね💡

 

 

③仕事のチャンスを逃してしまったこと

 

これは韓国にいた頃の話ですが、韓国では「コネ」が良くあります。

 

ある企業の社長さんに日本語を教えていた時期がちょっとあったのですが、バイトを辞めて時間が経った時に「ウチの会社で働いてみませんか?」とお誘いがあったんです。

 

また近所の歯医者さんに行った時に、私が日本人というのが分かると、「今度〇〇から日本人が来るから通訳をしてくれませんか?」と急にお医者さんから頼まれたことがあってビックリしました。

 

しかし、その時の私はできる自信がなくて両方断ってしまったんですよね。

でも今考えると、そのチャンスをものにして海外で働いた実績を作れたかもしれないなぁ~とちょっと反省…。

HSPである慎重さが出てしまったのかなと思います。

 

もし目の前にチャンスが現れた時は飛び込んでみる、という勇気も大事だと思いました!

 

 

まとめ

 

 

HSS型HSPさんは刺激が好きですので、海外留学に行きたいと思ってる方や、もうすでに行ってる方は多いかもしれません。

 

それと同時に、人間関係やコミュニケーションの面でどうしても悩みが付きものなのがHSPさんだと思います。留学中も人とどう関わるかという所でたくさん悩むかもしれません。

 

しかし日本にいるだけでは知り得なかった海外生活での経験というのは"人生において何物にも代えられない貴重な財産"となりました。そして悩んでいたことも全て、自身の成長になると思うのです。

 

HSPさんは苦手なこともたくさんあると思います。性格はなかなか変わらないものなので、留学中も無理して自分を変えるのは違うと思うし、ありのままでいいんじゃないかなと思います。無理するというのは、あなたは心の底から楽しめていない状況ですし、あなたの個性が奪われてしまうからです。

 

HSPな性格でも、そんな私に寄って来てくれる友達もたくさんいました。

 

海外でも多くの人とワイワイするのが好きな人もいれば、

少人数で集まって話をするのが好きな人もいる。

そういう自分に合った人を見つけたら、是非その関係を大事にして下さい✨

 

HSPという自分の個性を大事にして、

たまにちょっとだけ勇気を出して行動してみる、そうするとより一層良い留学生活が送れるかもしれませんね😉